読書工房は、今年おかげさまで創立20年を迎えます。
これもひとえに多くの方々の応援、ご支援のおかげだと、心から感謝申し上げます。

このたび、創立20年を記念して、「読書工房めじろーブックス」を創刊することにいたしました。
おもに児童書やヤングアダルト図書を中心に、大きな文字サイズ（22ポイント）、読みやすいフォント（游ゴシック体）を使い、編集しております。

とくに近年増えてきた、公共図書館や学校図書館における「バリアフリー図書の棚」（りんごの棚など）への蔵書をおすすめいたします。

弊社では、2009年より講談社と連携して、「大きな文字の青い鳥文庫」の販売を続けております。当初、「大きな文字の青い鳥文庫」の企画段階では、視覚障害の中でもロービジョン（弱視）の子どもたちをおもな読者対象としておりましたが、販売を続けていく中で、もっと大きな読者層が存在することがわかってきました。
たとえば、学習障害（ディスレクシアなど）や知的障害、あるいは肢体不自由の子どもたちにとって「読みやすい」本になっていること。また、外国にルーツのある人たちにも好評であることがわかってきました。

こうした経験をいかし、「読書工房めじろーブックス」では、できるだけ幅広いジャンルの本を出版していけるよう、計画を進めているところです。

まずは第一弾として、『ぼくらの七日間戦争―大きな文字の角川つばさ文庫』（３分冊）を出版いたします。
大きな文字で読めるめじろーブックス - 有限会社読書工房 (d-kobo.jp)

こんな本を大きな文字版で読みたいというリクエストがありましたら、ぜひ読書工房までお寄せください。